広報

La Montagne 2015年1月26日掲載

祝賀会■昨日オラドゥーにて、領事の出席のもとにクレルモンフェランの人々が集まりました。

悲しみの中での日本の新年

小林龍一郎日本領事は昨日、クレルモンフェランの日本人会の人々に囲まれ、Maison de l’Oradouにて新年を祝いました。

(レア ヴェトラト)

『乾杯!』の挨拶で、団結を象徴する羊の年の始まりの祝杯をあげました。

『フランスと同じ価値観で』

クレルモン日本人会は、日本の在リヨン領事 小林龍一郎氏の参加という栄誉にあずかりました。しかし領事は、現在の社会情勢のために、祝宴とは少し趣の異なる発言にとどめました。

『湯川榛名氏のご家族の悲しみを共に分かち合いましょう』

イスラム国により殺害されたとされる人質の湯川氏の件に関して、首相の発言と同様にこの暴挙に対し断固とした非難の意思を示しました。領事はまた、『日本人社会はフランスと同じ価値観を共有するように』と注意を促しました。

しばらくして、会に歓喜が戻りました。美味しい立食パーティーを共にするために、それぞれの家族が日本の伝統料理持ち寄りました。小さく仕切られた箱に詰まった弁当のメニュー、そしてお雑煮。ハートや星形に切り取られた人参。ピュイドドーム日本語補習校 文化協会代表 櫻井佐友里氏により提案された、海外駐在員や国際結婚の夫婦などの家族のための新年会。この会は、元旦からずれてはいても、皆で再会する機会なのです。歌や伝統的な遊びなどを通して、子供達も楽しみました。クレルモンフェラン市オリビエ ビアンチ市長により高く評価されたひとときでありました。市長は、『たくさんの文化が混じり合い、交換しあうクレルモンフェランは、国際都市なのです』と、しきりに奨励し、『この文化的な豊かさを皆さんの切り札にして是非役立ててください』と述べました。

写真説明:伝統 祖先伝来の極めて慎重な茶道の儀式

写真 ジャスティン エマール

訳:パガノ